2019년 서울,전주 #4

この記事は2019年6月にSNSへ投稿した記事を再編集したものです。

はい、到着しました、전주。
高速バスの隣の座席が可愛らしい女性で緊張した話は、彼女と話でもできればネタになるのですがとくに会話することもなく笑。
日本でだって用もなく知らない人に話しかけないので、韓国だからといってそういうことは無いのです。

で、宿だけ決めてあるものの、高速バスターミナルからどうやって行くか、とか、どこ行こう、とかほとんど決めてない!笑
ご飯を食べに行きたいところと行きたい카페の場所を調べてあるのと、史跡の場所は調べてあるものの、どうやって行くか、は何も考えてなかった、、、笑
ということでカカオマップでルート検索。バスで13分。そーですか。歩くには少し遠いなあ、怖いけどどうせいつか乗らないといけないし、市内バスに乗ることにしました。カカオマップの良いところは、乗るべきバスの番号も載っていること。もちろんバスには番号表示があるし、バス停の自動音声アナウンスで言っている、何番が近くまで来てるかもなんとなく聞き取れる笑
今回の旅、このなんとなく聞き取れる、大事です。
普段から音としてはほとんど聞こえているわけですが、意味を考え始めるとついていけなくなったりします。今回はあまり深く考えず、なんとなく聞いています。最低限必要なことはこれでなんとか分かります笑

乗った路線はそれほど混まないのか、だいぶ空間に余裕がありました笑
何事もなく目的のバス停に到着。チェックインにはまだ早いし、昼ごはんにちょうど良い時間だったので、비빔밥を食べに行くことにしました。
ここでも最低限、人数が伝われば席はだいたいの場所を指してくれるし、食べたいメニューも複雑な料理名でないので伝わります。
육회비빔밥。名前の前に全州伝統とついてましたが、付けなくて大丈夫笑。
ちゃんと食べたいのが出てきました。
料理を出してくれた이모が、ごく普通に、器が熱いから気をつけて下さい、と韓国語で話してくれるのが嬉しい笑
네~ 감사합니다~と返事して食事開始。
一人の食事でここまでオカズが多いのは、実は韓国では初めて。ほとんど完食してお腹いっぱい笑 太りそう笑

そして산책開始。
チェックインまで1時間半ほどあります。ぶらぶらするには丁度良い感じ。
お店を出て歩き始めたら、まっすぐ遠くに門らしきものが。
풍남문ですね。門も見て、じゃ한옥마을だ~、と向かってみたら、まあなんとも人が多い。土曜の仁寺洞よりも多いぞ?!
あれですね、観光行政成功ですね。んー、正直少し参る感じ。

で、오목대のほうへ行ってみよう、と。
これはなかなか正解でした。適当一人旅の強みというか笑
丘になっているので、한옥마을を見渡せたり、靴を脱いでのんびりできたり笑

宿は한옥마을の1画。
あれ、えーと、受付的なものがない…改めてメールを確認したら、受付施設無いとのこと。
どーすんだ、今回のSIMカード、ネット通信だけやぞ
しばらく悩んでたら이모が話しかけて来てくれました。どうやら宿主らしい笑

なんと言われたかは覚えてません笑
今回飛行機以外で初めてJapanese?と聞かれました笑
で、部屋へ案内してくれて、簡単な説明をしてもらいましたが、이모もあまり英語力がある訳でもなく、こちらもなにか言われると네.네.と答えるものだから、途中からおかしなことに笑
最終的には韓国語になってました笑

宿の주인にもらった地図も参考に、ぶらぶら再開。
中心から少し離れたところにある전주향교をぶらぶら。
ここも한옥があります。
のんびり歩きつつ、以前読んだ本で、전주한벽문화관で판소리の公演が見られると書いてあったのがずっと頭に残っていたので、向かってみました。

時間が早く、まだ会場には入れないらしいのですが、脇に設置した長机の向こうで女の子二人がどうやらチケットを売っている様子。
んー、どうしよう、やめようかなーと足を逆に向けたのですが、いやいや、何言ってんだ、せっかくだから話もして、チケット買おうや、とさらに半回転してチケットを売っている女の子達の前に。

私:今日公演がありますか?
女の子1:はい!ありますよ!
私:チケットはここで…
女の子1:はい!買えますよ!2万ウォンですけど、(何やら割引の条件を書いた一覧を見せてくれながら)
女の子1:☆○△✕
私:(困った、分からん)
女の子1:없어요?
私:(んー、おそらく割引対象には入らないだろう)네.없어요.
女の子1:では、2万ウォンです。

私が5万ウォン差し出すと少し困った表情で、カードないですか?と聞かれました。

私:無いですー。
女の子1:お釣りが無くて…(女の子2に)万ウォンいくらか持ってない?
女の子2:私も無いよ。
女の子1:(誰かを見つけたらしく)先生!お釣りありませんか?
先生らしき男性:うん?お釣りがいるのか?万ウォンか?
女の子1:はい。ありますか?
先生らしき男性:ないよ笑

すると先生らしき男性、歩きながら「誰か万ウォンないかー、万ウォン」と聞き始めました笑
誰もない様子で先生の声が遠ざかっていく…

女の子1:少し待ってください。
私:はいはい。

そして女の子1が先にチケットを印刷しようとしたのですが、今度はプリンタが用紙を紙送りせず…

女の子1:嫌になっちゃう…少し待ってください…
私:はいはい。

二人でしばし苦笑い笑。

私:公演は何時までしますか?あ、何時から?
女の子2:7時40分から9時くらいまでです。
私:何時に入場出来ますか?
女の子1:えっと、(女の子2に)公演は8時からだよね?
女の子2:そうだよ。
女の子1:入場が7時40分だよね。
女の子2:合ってるよ
女の子1:(少し考えてから)7時40分にここに来てください。7時40分。
私:はいはい。
女の子1:どこから来ましたか?
私:日本から
女の子1:え?韓国語が上手ですね。
私:いいえー、難しいです。
女の子1:☆○△✕私:(ん?계세요?と聞こえたなあ、なんだろう)
女の子2:旅行ですか?
私:あ、はい。旅行です。旅行です。

ここでプリンタがチケットを吐き出しました。が、お釣りがない…。
女の子1が携帯で誰かに電話すると同時に視線が私の後方へ行ったので、思わず振り返ると、はるか遠くで先生がお札をヒラヒラさせている様子が笑

女の子1:先生、お釣りですか?お釣りあるのですか?はい、はい。(私に向かって)少し待ってください。
私:(笑いながら)はいはい。
先生登場:これでいいかー?
女の子1:はい!ありがとうございます。
女の子1:では、2万ウォンです。
私:はい。(5万ウォン差し出す)
女の子1:はい、これお釣りです。
私:ありがとうございます。
女の子1:チケットです。
私:ありがとうございます。
女の子1:(チケットの番号に指で丸を書いて)272です。7時40分にここに来てください。
私:座席番号ですか?
女の子1:いえ、座席番号ではないです。席は○○です。
私:あ、はいはい。(先着か自由かどっちかだろう)
女の子達:ありがとうございます。
私:ありがとうございます〜

とこんな感じでチケット入手。
ただ購入のやりとりだけじゃなく、会話らしい会話が出来たので、なんだかとても嬉しいです笑
その後、公演開始までに山に登った話は、おじさんに道を聞いた以外に韓国語に関係ないので割愛を笑

판소리公演は、ミュージカル仕立てで飽きさせない作りになっていました。おそらく伝統的な公演はもう少し長いのかも。シーンが唐突なところが何箇所かありました。公演は言葉が理解できないところが多くありましたが、何回か歌で泣きそうになりました笑

宿に戻り、他の宿泊客の할머니?の声がよく聞こえたのもまあ旅の醍醐味ということで笑。

Korem